こちらのページでは、サークル目線でどのような年齢確認の証明書を見かけるかまとめています。
何故年齢確認が求められるの?
成人向け同人誌の購入の際に年齢確認が求められるのは、未成年に成人向けの同人誌を頒布したことが分かると責任を問われるのはサークル主だからです。
そのため、見た目で明らかに成人していると分かっても、一律で年齢確認をしているというサークルがほとんどだと思います。
万が一未成年に頒布していることが判明した場合、また他の人から借りた証明書で未成年が本を購入していることが分かった場合、そのサークル主を活動停止に追い込むこともあります。
成人向けの本を未成年が手に取っていることが判明し、今後成人向けはかきませんと宣言した方も実際に見たことがあります。
列ができている中で一々年齢確認を求められるのは面倒かもしれませんが、協力してあげてください。
成年月日や顔写真の位置を分かりやすくしてあげるとスムーズ
サークル主としては顔写真と生年月日さえ分かればいいので、その他の場所をマスキングテープで隠したり、他の部分が隠れるようケースに入れてあげたりするとスムーズです。
必須ではありませんが、購入者としても不要な個人情報を隠すのはメリットが多いです。
年齢確認のためによく提示される証明書
サークル目線だと、提示される証明書は以上のものが主流のように思います。
福祉手帳やマイナンバーカードなど、公的機関の発行する証明書であれば年齢確認してもらえると思いますが、同人イベントでこれらの証明書を提出している方は筆者は見たことがないので、あまり主流ではないように思います。
社員証は公的機関が発行した証明書ではなく偽造のリスクがあるため年齢確認としては一般的ではありません。
各々の判断によると思いますが、サークルによっては頒布してもらえないかもしれません。
顔写真つきの証明書の方が安心
サークルによっては顔写真付きの証明書を求められる場合もありますので、その場合は保険証だとちょっと心許ないかもしれません。
信じられませんが証明書を成人している方から借りて購入する方というのが本当にいますので、購入者としても顔写真付きの証明書を持って行くのが無難だと思います。
免許証
身分証明書として提示されるのは運転免許証が圧倒的に多いです。
顔写真もついていますし、見慣れているという意味でサークルとしては一番分かりやすいので、免許証を持っている方はこちらを用意するのが一番間違いないです。
保険証
公的機関の発行する証明書ですので、保険証も勿論可能です。
加入している保険によってデザインが違いますが、中央付近に成年月日が書いてあることが多い印象です。
顔写真がないので、もしかしたらもう一つ身分証明書の提示をお願いされる場合があるかもしれません。
タスポ(taspo)
taspoとは https://www.taspo.jp/taspo/Outline.html
タバコを自販機で買うための成人識別カードです。
タバコを吸えるのが20歳以上ということで、持っているだけで成人済みであることを確認できます。
タスポ以外の成人識別方法での販売を開始するらしく、2026年3月にサービスを終了する予定とのことです。
学生証
入学したばかりなど、大学生や専門学生で免許証を持っていないという学生さんはこちらを使われる場合も多いです。
多くの学生証は中央付近に生年月日が書いてある印象ですが、学校によってデザインが違うためサークル的には見慣れておらず、確認に時間がかかる場合があります。
購入者は生年月日の場所をサークル主さんに教えてあげるとスムーズかもしれません。
顔写真付きの場合が多いと思いますので、こちらも身分証として利用できます。
イチハチID
b2-online カード入会案内 https://www.b2-online.jp/b2card/
赤ブーが発行している成人済みの証明書で、顔写真さえ見れば十八歳だとすぐに確認できるのでサークル側としては楽です。
発行が進んでちょっとずつ持っている人が増えている印象です。
サークル側にあまり周知が進んでいない印象なので、利用している方が増えているということはサークル側も知っておいた方がいいかもしれません。
こちらのツールで年齢確認が可能
筆者は朝のうちにこちらのツールをお借りして、年齢確認のカンペを作ってテーブルに置いています。
年齢確認に自信が無い方は、購入可能な和暦と西暦を確認できるものを購入者から見えない位置に置いておくのをオススメします。