こちらのページでは、ブロスでカバー付き文庫の同人誌を作ってみた感想について紹介しています。
ブロス（BRO‘S）とはどんな印刷所？
ブロス https://www.bros-comic.co.jp/
オンデマンドもオフセットも可能な同人誌印刷所で、幅広いオプションに対応しています。
かっちり製本が有名で、厚い本を印刷するならブロス！と言っている方をよく見かけますね。
文字書きに嬉しいオプションとして、紐しおり（スピン）、特殊紙カバー、口絵印刷、箔押しなどがあります。
がっつり特殊装丁に対応しているというわけではありませんが、需要の高そうなオプションが多く揃っている印象です。
筆者の周囲でもかなり利用している方も多い印刷所で、b2カードの利用にも対応していますし、信頼も十分です。
ブロスを利用してよかったこと
- 締め切りが遅い
- 原稿チェックが丁寧
- 一冊だけ見本誌を送ってもらえる
- 特殊紙カバーが可能
- 細かい単位の部数で注文が可能
ブロスは締め切りが遅めですし特急印刷もあるので、入稿が遅くなりがちな人でもおすすめです。
また、ブロスは原稿チェックがかなり丁寧です。
不備を指摘されたことはないのですが、チェックにかかる時間的にも本文にざっと目を通してくれているのかな？と感じました。
400円かかりますが、一冊だけ見本誌を送ってくれるというのも他の印刷所には無いサービスでかなり助かります。
他の印刷所でも予備を送ってもらうことはできますが、一冊だけ送るというのは対応してくれないこともありますし、一冊だけ送ってもらうのに千円以上かかることもあります。
カバー付きの同人誌を作る場合は、特殊紙カバーを利用することができるのもポイントです。
ちょっとおしゃれなカバー付き文庫を作るときに選択肢の一つに入ってくる印刷所ですね。
オンデマンド印刷もできますし、オフセットの場合は50部単位で注文できる珍しい印刷所なので文字書きにとても優しいです。
ブロスの値段目安
| 仕様 | |
| 部数 | 50部 |
| サイズ | A5 |
| 表紙 | フルカラー＋PP加工 ホワイトポスト180kg |
| 本文用紙 | 美弾紙ノヴェルズ |
| ページ | 60ページ |
| 値段 | 23,200円（19,180円） |
| 仕様 | |
| 部数 | 100部 |
| サイズ | 文庫（A6） |
| 表紙 | スミ1色刷り ホワイトポスト180kg（PP無し） |
| カバー | フルカラー＋クリアPP加工 （コート紙135kg、巻あり） |
| 本文用紙 | 淡クリームキンマリ62kg |
| ページ | 152ページ |
| 値段 | 57,300円（49,840円） |
| 仕様 | |
| 部数 | 200部 |
| サイズ | 文庫（A6） |
| 表紙 | 1色刷り ホワイトポスト180kg（PP無し） |
| カバー | フルカラー＋クリアPP加工 （コート紙135kg、巻あり） |
| 本文用紙 | 淡クリームキンマリ62kg |
| ページ | 152ページ |
| 値段 | 129,300円（96,930円） |
ブロスは一般的なA5本から、カバー付きの文庫まで幅広く印刷をお願いすることができます。
最安というわけではありませんが、原稿チェックが丁寧なので、失敗したくない方にオススメの印刷所のように思います。
カバー付き文庫の注文の仕方
ブロスはかなり自由度が高いのでフルカラー表紙の本にカバーを付けることもできますが、基本的にはモノクロや一色刷りのセットを選んでこちらにカバーを付ければいいかなと思います。
オンデマンドモノクロ表紙セットとマスカットセット（オフセット）で可能です。
カバーはミランダなど特殊紙も利用可能なので、他の印刷所に比べると装丁の幅が広いです。
サービスの幅が広くて頼もしい印刷所
一冊だけ見本誌郵送をお願いできたり、細かい単位での注文が可能だったり、文字書きにとっても嬉しいサービスの多い印刷所です。
筆者の周りの人もよく利用していて、信頼も抜群です。
利用を検討している方は、ぜひ利用してみてください。
