イベントに参加するとなると、気軽にスペースに立ち寄ってもらうために無配を用意しておくサークルも多いのではないかと思います。
こちらのページでは、コンビニの印刷機を利用したA5サイズの無配小冊子の作り方を紹介していきます。
コンビニで無配を印刷するための準備
コンビニで無配を作るために必要なものは以下の通りです。
- 無配の原稿データ(A5サイズ)
- USBやSDカードなど
ネットプリントなどの方法もありますが、今回はメディア持ち込みの方法を解説していきます。
以下から無配の印刷の仕方を一つずつ解説していきます。
無配の原稿データを作る
まずは無配にするための原稿データを作りましょう。
A5サイズで2~4ページほどあると、A4用紙一枚を折り曲げて本の形になるのでちょうどいいです。
私は普段印刷所のテンプレートを使用して小冊子用のデータを作成しているので、Wordの用紙サイズがやや大きいのですが、それでも用紙にちゃんと収まるようにプリンターが自動で拡大縮小してくれます。
以上のように4ページ作成しました。文字をぎっちり詰めているので3ページで3500文字ほどありますが、文字数はもっと少なくてもいいと思います。
内容は青空文庫から羅生門をお借りしています。
青空文庫はこちら
原稿が出来上がったら、作成したデータをpdfに変換して、USBなどのメディアに保存します。
無配の原稿データをUSBに入れておく
無配の原稿データができたらUSBに入れてコンビニに持って行きましょう。
小冊子印刷に対応しているコンビニは以下の通りです。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ポプラ
特にセブンイレブンは、同人のためのコピー本の印刷を応援しているとのことで一時期話題になりましたね。
コンビニで小冊子を印刷する
コンビニによって画面の表示は異なりますが、ファミマ、ローソン、ポプラでの手順はおおむね以下の通りです。
セブンイレブンは手順が若干異なりますが、選択するものはほぼ同じです。
- 写真/文書プリントを選択する
- 文書ファイル(pdf)を選択する
- 普通紙(1枚10円)を選択する
- 使用するメディアを選択(USBやSDカードなど)する
- 静電気除去エリアを触って、静電気を除く
- コピーに使用するファイルを選択する
- 白黒印刷を選択する
- 小冊子印刷を選択する
- A5サイズの小冊子印刷を作る場合はA4サイズの用紙を選択する
- 綴じ方向を選択する(右綴じ、右開き)
- 部数を選択する
- 料金を投入する(両面印刷で1枚20円)
- 必要な人は領収書を印刷する
以上がコンビニでの小冊子印刷の方法です。
この方法だと面付も自動でやってくれるので、簡単に小冊子を印刷することができます。
一気に印刷するのが不安な方は、まずは一部だけ印刷して様子を見てみるのがいいでしょう。
あとは出来上がったものを半分に折れば無配用の小冊子の完成です。
実際にコンビニで小冊子印刷をして、こんな感じになりました。
まとめ
コピー本はとても気楽に用意ができるので、初めてのリアルイベントに参加する際に挑戦してみようという方も多いと思います。
コンビニのプリンターをうまく活用して、同人活動を楽しんでください。