ピクスペを利用したヤマト匿名配送のやり方【自家通販】

pictSQUAREを利用したwebオンリーがよく開かれるようになってから、pictSPACE（ピクスペ）という自家通販サイトでの通販もよく見かけるようになりました。

こちらのページではピクスペという自家通販サイトについてや、ピクスペを利用した匿名配送の仕方をご紹介します。

ピクスペとは

pictSPACE　https://pictspace.net/

pictSPACEはGMWという株式会社によって運営されている自家通販サイトです。

webオンリーで有名なpictSQUAREと同じ運営元ですね。

同人活動をするうえで嬉しい機能を多数備えたピクブラ（BL作品投稿サイト）なども運営しています。

オタクが欲しがっている機能やサービスをよく把握してくれている印象の会社です。

pictSPACE（ピクスペ）

ピクスペを利用するメリットは？

ピクスペを利用する場合、他のサイトとは違って以下のようなメリットがあります。

ネコポスによる匿名配送は本来であれば370円かかりますが、ピクスペはこの差額の20円を運営が負担してくれるとのことです。

少部数頒布だと地味に響く精算手数料を、アマギフでの受け取りにすることで無料にできるのも嬉しいポイントです。

店舗のパスワード付き公開が無料なので、ナマモノジャンルで使っている方をよく見かけます。

運営に配送を委託することが可能なので、自分の住所を完全に隠したいという方も安心して利用できます。

ピクスペとピクスクは違うので注意！

名前が似ていて運営会社も同じなのでややこしいですが、ピクスペ（pictSPACE）とピクスク（pictSQUARE）は全くサービスが違うので注意しましょう。

ピクスクはwebオンリーサービスです。

異なるサービスですが、ピクスクでのwebオンリーに参加する際に、ピクスペを店舗として連携することは可能です。

ヤマト運輸を利用したピクスペの匿名配送のやり方

以下からピクスペとヤマト運輸を利用したピクスペ匿名配送のやり方を説明します。

表紙や本文サンプルの画像などは事前に用意しておきましょう。

ピクスペにログインする

まずはピクスペにログインしましょう。

ログイン可能な方法は以下の通りです。

店舗を作る

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

まず、店舗が一つも無い場合は店舗を作りましょう。

作ったら店舗の設定をします。

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

店舗名はサークル名などを記入してましょう。

店舗URLは自由に決められますが、個人的にはTwitterのIDなどと同じでいいのではないかと思います。

店舗の注意事項には、発送までにかかる日数やその他購入者に伝えておきたいことを記入しておきましょう。

頒布物を登録する

頒布物の新規設定をクリックすると、頒布物の情報の登録画面が出ます。

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

名前は本のタイトルを記入しましょう。

説明文はpixivサンプルなどのキャプションと同じ内容で大丈夫です。HTMLタグに対応しているので、太字などを使用することもできます。

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

匿名配送の場合は配送商品を選びましょう。

R18作品の場合は、必ず年齢認証の登録をしましょう。

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

有料頒布を選択し、単価を記入します。

こちらの単価に送料は含めなくても大丈夫ですが、イベント頒布と違ってシステム利用手数料や梱包費などはかかるので、こちらを踏まえた値段に設定すると懐が痛まずに済みます。

画像の欄には表紙やサンプル画像をアップロードします。

一枚目の画像がメイン画像として使用されますので最初に表紙をアップして、それから本文サンプル画像を上げましょう。

在庫管理欄には在庫の数を記入します。

「在庫管理する」を選んでおくと、購入された場合に自動的に数が減っていくよう設定できるので、ダウンロード商品でなければ必ず選んでおきましょう。

最後の公開の可否を選んで、「頒布物を追加する」を選ぶと店舗に頒布物が追加されます。

配送方法を設定する

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

次は匿名配送の設定をします。

匿名配送を「受け付ける」を選択します。

先ほど頒布物の単価に送料を含めなかった場合は、「注文者が負担する」を選びましょう。

boothなど他の自家通販サイトも匿名配送の送料は注文者が負担するので、基本的には「注文者が負担する」でいいのではないかと思います。

利用する予定の配送方法はヤマト匿名配送を選びましょう。

ピクスペの運営に匿名配送をお願いする場合は、ここを「ピクスペ匿名配送」と設定します。

pictSPACE　https://pictspace.net/stores/manage_index

次のステップで直接配送設定の設定ができますが、直接配送をすると作家側の住所の記入が必要になってしまうので、「受け付けない」にしておくのが無難でしょう。

購入したものを対応店舗に持ちこむ

pictSPACE　https://pictspace.net/orders/manage_index

頒布物が購入されると「注文管理」の欄に受けた注文が表示されるようになります。

こちらから二次元コードを発行できるので、これを用いて頒布物を発送しましょう。

匿名配送の品を発送できるのは以下の通りです。

荷物が多いとファミリーマートでは他のお客さんの迷惑になってしまったり、PUDOステーションのロッカーに入りきらなかったりするので、五冊以上ある場合は何度かに分けて発送するか、ヤマト運輸の営業所に持ちこみましょう。

ピクスペで匿名配送した荷物は荷物のお問い合わせシステムで追跡できるほか、購入者によっては荷物が届いたという通知を送ってくれることがあります。

ピクスペのヤマト匿名配送について

以上、ピクスペを利用したピクスペの匿名配送について説明しました。

BOOTHにはない、同人活動に嬉しい様々なメリットがある自家通販サイトなので、目的によって使い分けてもいいかもしれませんね。

自家通販の梱包方法についてはこちら