こちらのページでは、実際にSKIMAで同人誌の表紙デザインを依頼してみた感想を紹介します。
SKIMAとはどういうサービス?
SKIMA https://skima.jp/
SKIMAとは個人の作家さんに依頼ができるコミッションサービスです。
個人での取引となると、料金を持ち逃げされるのではないか、最後まできちんと仕事をしてくれるのか、という不安もありますが、SKIMAを介することでそのリスクを防げます。
また、検索機能や価格による並べ替え機能などもあるので、自分が求めているサービスを探しやすいという特徴もあります。
SKIMASKIMAで依頼するメリット
実際にSKIMAで依頼してみて思ったメリットは以下の通りです。
以上について細かく解説します。
お金のやり取りを仲介してもらえるので安全
SKIMAでは基本的に料金は前払いしますが、依頼が終了するまではSKIMAが料金を預かっていてくれます。
取引が完了した時点で、その料金がクリエイターへと支払われるシステムです。
そのため、料金の持ち逃げなどはありませんし、万が一トラブルになった場合はSKIMAに問い合わせることも可能です。
Twitterなどで見つけた方に初めてお願いするときは、きちんと依頼をこなしてくれるか保証がありませんが、SKIMAはサイトが仲介してくれるのでそういったことはありません。
他の購入者のレビューが見られる
SKIMAのサービスには購入者のレビューが付きます。
そのため、購入した他の方がクリエイターと取引をしてどのような感想を持ったかを知ることができます。
レビューを確認することで、そのクリエイターさんに依頼をしても安心かどうかが分かります。
また、レビューの機能があることから、基本的にクリエイターさんも実績作りのために真摯に制作に取り組んでくださります。
様々な価格帯からサービスを探すことができる
表紙デザインサービスはTwitterなどで探すこともできますが、SKIMAの場合は価格帯からサービスを選べるというのがとてもありがたかったです。
失敗したくない大切な本の時は、一万円~から引き受けてくださっているデザイナーさんから。
気軽に作る薄い本の場合は数千円で受けてくださっているデザイナーさんから探す、といった選択が可能で助かりました。
とにかく選択肢が多い
SKIMAにはとにかく様々なデザイナーさんがいらっしゃって選択の幅が多いです。
急に思い立って本が作りたくなった、けれど既に多くのデザイナーさんは予約が埋まってしまっていて……という場合でも特急で作ってくださる方や、まだ依頼を受けていますという方を見つけることができます。
依頼を受け付けているかどうかはプロフィールに表示してくださっているので、依頼を引き受けてくれるかどうかの連絡も取りやすいです。
表紙に困ったら、とりあえずSKIMAを探せばいいなと思ったほどでした。
ココナラよりはSKIMAの方が同人向け
類似サービスとしてココナラもあり、こちらでデザインを受け付けていらっしゃる方もいますが、同人活動であればSKIMAを使っている方が多いかなと感じます。
筆者の周囲も、表紙デザインやノベルティのちょっとしたイラストなどをお願いしたいときにはSKIMAを使っている、という方が多いです。
SKIMAで依頼をする手順
どのような手順を踏んでほしいかは各デザイナーさんが出品ページに書いてくださっていると思うので、そちらを確認してみてください。
筆者がSKIMAで依頼するときは以下のような手順でお願いしました。
以上について詳細に説明します。
必要事項を記入し、メッセージから問い合わせる
SKIMA https://skima.jp/
自分のイメージに合うデザインをしてくださる方、自分の予算感と合う方を探し、出品ページからメッセージを送って依頼を引き受けてくださるかどうか問い合わせました。
このとき、出品ページに書いてあったテンプレートをコピペして、必要事項を記入しました。
メッセージを送ると、相手のSKIMAにメッセージが届くと同時に登録メールアドレスにもメールで通知が届くようです。
そのため、数日間であればクリエイターさんのログインが無くても大丈夫です。
また、こちらにメッセージが届いた場合もメールで通知が届きます。
依頼を受けてくださるとのことなので、その他不足していた情報などをやり取りして購入申請
不足していた情報があったためそれをデザイナーさんにお伝えし、デザイナーさんに指示いただいた通りに購入申請を行いました。
この時、イラスト無しや特急制作などで追加の料金が必要な場合はチェックを入れてから購入申請を行います。
この後、デザイナーさんから購入申請が承認されてから支払いをすることになります。
支払い方法は以下の通りです。
売上金払いはクリエイターとしてもSKIMAを使っている方が、得た売上金をそのまま購入に利用できるシステムです。
ポイントは、SKIMAで決済をすることでポイントが手に入るので、そちらを1p=1円で利用できるようになっています。
購入申請を承認してもらったら入金
購入申請を承認してもらったので、筆者はクレジットカードで支払いしました。
前払いのシステムですが、SKIMA上でメッセージや金銭のやり取りをするので、万が一トラブルが起きても運営に問い合わせることが可能です。
デザイン案をいただき、修正などをお願いする
デザイン案をいただいたので、ジャンル、キャラ名などが間違っていないかを確認したり、色味やフォントの変更をお願いしたりします。
修正をお願いしたい部分は、入れ違いが起きないように、この時に一気にお伝えします。
修正可能回数はデザイナーさんによって異なるので、メッセージを送る前に確認しておきましょう。
データをいただいて取引完了
最後に背幅の調節などをお願いし、データをいただいて取引完了です。
納品報告をいただいて承諾すると、事前に支払っていた料金がデザイナーさんに届く仕組みです。
その後筆者はスムーズに取引していただいた件や、とても親身になってデザインしていただいた件をレビューしました。
リピートしたい旨も伝えておくと互いに気持ちよく取引を終えることができ、今後も利用しやすいように思います。
個人的には今後も使い続けたいサービス
Twitterでデザイナーさんを探すこともありますが、自分のお願いしたい価格帯のデザイナーさんを探す、あるいは今から依頼をできるデザイナーさんを探す場合はSKIMAを利用するのが早いように感じました。
同人誌の表紙デザインの相場が8000円~1万円ほどの中、SKIMAでは3000円などかなり安い価格で依頼を引き受けてくださるデザイナーさんが見つかったりもします。
もし表紙デザインをお願いしたいと考えている方は利用してみてください。
SKIMA