自家通販をするとなった時、ほとんどの方はBOOTHかピクスペ(pictSPACE)を使うのではないかと思います。
どちらも使いやすく、それぞれ独自のメリットがある通販サイトですが、もし使うとすれば利用手数料が安い方を使いたいですよね。
こちらのページでは、BOOTHとピクスペの利用手数料を比較しています。
BOOTHとピクスペの利用手数料
こちらのページでは、頒布物をヤマト運輸を経由した匿名配送で自宅から発送することを前提として利用手数料を考えていきます。
まず、BOOTHとピクスペは利用手数料が売り上げからどのように引かれるのか確認していきます。
BOOTHとピクスペの利用手数料
BOOTHを利用して自宅から発送する場合は(商品価格+送料)×5.6%+22円がサービス利用料として差し引かれます。
ピクスペで頒布する場合は、システム利用料が商品価格×10%円かかります。
ピクスペは匿名配送の場合、匿名配送料金はシステム利用料に含まれないようです。
それぞれ、利用手数料の計算式が違うので、頒布物の金額によって利用手数料が変わってきます。
頒布物の価格(送料含まず)が971円より高い時はBOOTHが安い
2つの利用手数料について計算してみたところ、971円以上の頒布物を扱う場合はBOOTHの方が安いようです。
1円単位の価格を扱うことは無いと思いますので、ざっくり見積もって単価1000円以上の頒布物を扱う場合はBOOTHを使った方が利用手数料が安いということですね。
一方で971円より安い頒布物を扱う場合はピクスペの方が安いです。
つまり、900円以下の場合はピクスペで発送した方が利用手数料が安く済むということですね。
振込手数料の節約の仕方
BOOTHの振込手数料は以下のように設定されています。
振込手数料は、受取金額によって異なります。
- 受取金額の総額が30,000円未満の場合:200円(税込)
- 受取金額の総額が30,000円以上の場合:300円(税込)
PayPalへの振込には手数料はかかりません。
BOOTHヘルプセンターより
また、ピクスペの振込手数料については以下のようになっています。
精算手数料は以下の通りです。
■銀行振込での受け取り:280円
pictSPACE 料金についてのページより
■Amazonギフト券での受け取り:0円
■LINE Payでの受け取り:50円
銀行振り込みであれば、30000円未満であればBOOTH、30000円以上であればピクスペの方が若干安く済みそうです。
様々な精算方法に対応しているのはピクスペの方ですね。
またどちらのサイトもPayPalやアマギフなど、精算手数料を節約できる方法があります。
ちょっとでも手数料を節約したい方は、自分にあった入金方法を扱っているサイトを利用してみてもいいかもしれません。
BOOTHとピクスペの利用手数料についてまとめ
以上、利用手数料について解説しました。
どちらの方が利用手数料が安いかは、ざっくり1000円というラインで分かれることになりました。
小説同人誌は本が厚くなりやすく、装丁によっては値段がかさむこともあるので、本の単価が高い場合はBOOTHを使えば間違いなさそうですね。